こだわりの和菓子

 京都生まれの京都育ちの管理人が、徒然に京都の庶民文化について綴るコラムです。

 
■ 厳選!おしながき
毎月21日は弘法さんの日、25日は天神さんの日として
私の家では、精進料理の日となっていました。


21日の弘法さんの日とは、弘法大師空海の命日と言われ、
東寺さんでは、1月の初弘法から12月の終い弘法まで
毎月弘法市といわれる露店(主として骨董品)がいっぱい並ぶ日です。
私の祖母も毎月お参りしていました。


25日の天神さんの日とは、北野天満宮にお祭りされている
天神さんで親しまれる菅原道真公の誕生日であり命日でもある日で
北野天満宮でも、1月の初天神から12月の終い天神まで
毎月縁日が立ち並びます。


京都では、変な逸話があり、
21日が晴れなら25日は雨、
21日が雨なら25日は晴れになるといわれています。
これは、弘法さんと天神さんが競って
21日が晴れれば、弘法さんが勝たはったので
負けた天神さんの日は雨になるという言い伝えです。
なので「21日が晴れやったから25日は傘持っていきよしや」
っていう会話になります。
しかし、子供のころ、妙にその天気予報が当たってました(笑)。


ちなみに、
京都では三弘法さんというのがあって、お正月の三元日の間に
神光院(じんこういん)さん、仁和寺(にんなじ)さん、東寺さんを
巡るとその一年、風邪を引かないという言い伝えがあります。
また、天神さんの東門門前の北野上七軒には
弊サイトでご紹介している本わらび餅御所車で有名な京都老松があります。


毎月21日、25日だけでなく
京都には庶民に伝わる日があります。
たとえば、12月の冬至の日には、なんきんを食べる日。
また、6月30日は夏越の祓えという暑気あたりしないように
氷に見立てた和菓子である水無月を食べる日。
節分はいわし。最近では、巻き寿司の丸かぶりですね。
また、1日と15日には、小豆のものを食べる習慣もあります。
本当は赤飯ですが、我が家ではぜんざいになったりしてました。
小豆の健康効果は昔から言われていて
最近では、ポリフェノールだのアントシアニンだの言われていますが、
何はともあれ、元気のないときにあんこを食べると
元気になると言われていました。また、実際に元気になりました。

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